2024年9月23日に、俳優の寺田心さんが「川島なお美動物愛護賞」を受賞されたというニュースを見ました。
保護犬を含む5匹の犬の飼い主の寺田心さんの動物愛護活動を評価されたとのことでしたが、私は初めて「川島なお美動物愛護賞」というものがあることを知りました。
私自身も保護犬や保護猫と共に暮らしているので、この賞がどんな賞なのか気になったので、過去の受賞者なども調べてみました。
活動内容や過去の受賞者を追っていくと、納得の受賞者もいらっしゃいました。
川島なお美動物愛護賞とは?
「川島なお美動物愛護賞」とは、エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議というボランティア団体の中にある「動物愛護委員会」より与えられる賞です。
規模の大小にかかわらず、イヌ・ネコ愛護に貢献していたり、地道に活動を続けている個人や団体に贈られるものです。
故・川島なお美さんは「イヌ(ネコ)の殺処分を限りなくゼロにする運動に役立ててほしい」という遺言と共にワインを夫の鎧塚俊彦さんに託されました。
そのワインはチャリティーオークションに出され「川島なお美動物愛護基金」の資金源となりました。
動物愛護委員会のメンバーには、鎧塚俊彦委員長をはじめ、経済評論家の勝間和代さんが副委員長を務め、委員にも著名人が多く名を連ねています。
著名人の方々が活動してくださることによって、動物たちが置かれている実態やその活動が認知されやすくなると思います
川島なお美動物愛護賞の過去の受賞者まとめ
2024年は、8回目の川島なお美動物愛護賞の授賞式でした。
川島なお美動物愛護賞には下記の3つの賞があり、どの賞も動物愛護活動を積極的に続けられている個人・団体に贈られます。
川島なお美動物愛護賞
- エンジン01動物愛護・川島なお美賞(グランプリ)
- エンジン01動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ賞
- エンジン01動物愛護・ワンダフル・行政賞
寺田心さんが受賞したのは「エンジン01動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ賞」です。
過去の受賞者について以下にまとめてみました。
エンジン01動物愛護・川島なお美賞の受賞者一覧
ここでは、グランプリに値する「エンジン01動物愛護・川島なお美賞」の受賞者をまとめました。
第1回 | Tier LOVE(浅田美代子さんの動物愛護チャリティ団体) |
第2回 | 山根義久さん(公益財団法人動物臨床医学研究所 理事長) 太田 匡彦さん(朝日新聞・文化くらし報道部 記者) |
第3回 | 大木トオルさん(一般財団法人国際セラピードッグ協会代表) 山田あかねさん(映画監督) |
第4回 | 埼玉県川越市・保護猫カフェ「ねこかつ」 |
第5回 | 人と動物の未来センター「アミティエ」(鳥取県動物愛護センター) /高島一昭さん(公益財団法人動物臨床医学研究所所長) |
第6回 | さかがみ家/坂上忍さん |
第7回 | 山口 武雄 さん(獣医師) |
第8回 | 石川県獣医師会 |
グランプリに選ばれた方は、命を守るための保護活動だけにとどまらず、医療のサポートや動物愛護運動を広めるための活動を行う方たちなど、さまざまな分野で活動されています。
直接犬猫に触れるだけではなく、映像や文字を通して人々に犬猫たちの命の大切さを伝えていく活動も、素晴らしい動物愛護活動ですよね
ワンダフル・パートニャーズ賞では、俳優の川上麻衣子さんや映画監督の犬童一心さん、パナソニック「ジアイーノ」のマーケティングチームなど多方面から選ばれていますが、私の中では第7回にワンダフル・パートニャーズ賞を受賞された「一般社団法人おーあみ避難所」が紹介した活動ビデオが印象的でした。
被災した犬猫を守る活動をはじめ、自分のペットを大切に飼うことのできない人間がいることをリアルに伝え、その環境に苦しんでいる犬猫にも手を差し伸べる活動をされている内容です。
私は見ていて人間の身勝手さに声を出して泣いてしまいましたが、そこに立ち向かって懸命に活動されている姿を見て身が引き締まりました。
このような活動をしている方たちを心から尊敬しますし、私でもできる応援をしていきたいと思います。
まとめ
第8回「川島なお美動物愛護賞」授与式が行われました🎉🎉🎉
— エンジン01文化戦略会議 (@enjin01) September 23, 2024
—川島なお美賞—
❤️石川県獣医師会(登壇者:会長宮野浩一郎氏)
—ワンダフル•パートニャーズ賞—
💛石黒謙吾氏(著述家、編集者)
💛高木真備氏(元女子競輪選手)
💛寺田 心さん(俳優)
🎊🐕おめでとうございます🐈⬛🎊#川島なお美動物愛護基金 pic.twitter.com/m8WmqsEmIC
この記事では、「川島なお美動物愛護賞」とはどんな賞なのか過去の受賞者のまとめと共にご紹介しました。
私自身も今一緒に過ごしている保護猫たち、そして心の病を抱えなくてはいけなくなったうちの犬の飼い主として、このような賞があることを知ることができて、私としては規模は極小ですが、この方たちと一緒に頑張りたいと思えました。
「犬・猫の殺処分ゼロ」は、今ペットを愛している飼い主さんも願っていることだと思います。
「川島なお美動物愛護賞」を通して、動物を愛する方たちの活動を応援したくなりますし、自分のできることをしっかりやっていこうと再確認することができました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。