エリザベスカラーの装着が必要な愛犬でも、いきなりプラスチックの硬いエリザベスカラーは嫌がる子も多いですよね。
そんなときに、柔らかくて軽いソフトタイプのエリザベスカラーを選択する飼い主さんは多いと思います。
ただ、主流になったソフトタイプのエリザベスカラーは、同じ型でも種類が色々あったりして迷ってしまいますよね。
この記事では、同型のエリザベスカラーを2種類、実際に使ってみたうえおすすめはどちらかを紹介しています。
2種類のエリザベスカラーについてそれぞれのポイントも書いていますので、ぜひご覧ください。
この記事はこのような方におすすめ
- 愛犬にエリザベスカラーが必要な飼い主さん
- ソフトタイプのエリザベスカラーを使いたい飼い主さん
- マジックテープのエリザベスカラーが気になっている飼い主さん
犬用ソフトタイプのエリザベスカラーを比較!実際に使ってみたおすすめは?
今回比較したエリザベスカラーは、「WZ PET 柔らかい エリザベスカラー」と「Petlogi[愛玩動物飼養管理士が監修] エリザベスカラー」ですが、管理人が使ってみた結果のおすすめはWZ PET 柔らかい エリザベスカラーです。
縫製の仕方や大きさはほぼ同じで、エリザベスカラーの重さも変わりません。
私がおすすめするポイントは下記の2点がより優れていたからです。
WZ PET 柔らかい エリザベスカラーについて
「WZ PET 柔らかい エリザベスカラー」は外側が無地で、カラー展開はブルーのみです。
生地も撥水加工されているため、エリザベスカラーをつけたまでお水を飲んだ時に水滴が気になったときは、はずして拭くことができました。(完全防水ではありません)
このエリザベスカラーの一番優れたポイントは、「マジックテープが静か」なところです。
エリザベスカラーをはずすときに、マジックテープの音を怖がる愛犬も多いのですよね。
エリザベスカラーを取り外すバリバリの音がトラウマになって、その後は着けさせてくれない話もよく耳にします。
うちのチワワはエリザベスカラー歴が長いので、マジックテープやボタンの音にも慣れてしまったのですが、初めて装着する愛犬などには、この音に対する恐怖感を軽減できる方が好ましいですよね。
私はこのマジックテープ感が気に入り、洗い替え用も買ってメインで使っています。
サイズ展開はSサイズとMサイズの2展開です。
サイズ | 首まわり | カラー幅 | 適合体重 |
---|---|---|---|
S | 21〜23cm | 10.5cm | 2~6kg |
M | 23~26cm | 13.5cm | 3~8kg |
首まわり25cmのチワワには、Mサイズを使用しています。
注意点は、首輪を通せる補助の紐はないので首回りに適したサイズを選ぶことが大切です。
ちょうどよいサイズを使っているので、首を振ったりしても勝手に外れてしまったことは一度もありません。
Petlogi[愛玩動物飼養管理士が監修] エリザベスカラー
生地が花柄で可愛いのですが、これを装着してお散歩に出かけた時に雨が降り始め、内側部分が雨を吸収したことでWZ PETのエリザベスカラーとの違いに気が付きました。
「Petlogi[愛玩動物飼養管理士が監修] エリザベスカラー」はカラーとサイズ展開が豊富で、花型ではなく丸い形状のものもあります。
エリザベスカラーを外すときに、マジックテープの音はバリバリとしますが、装着感はしっかりとしているので、緩みなく着けていられるところに安心感が持てます。
お出かけをするときに装着すると、かわいさをアピールできます
サイズ | 首まわり | カラー幅 |
---|---|---|
S | 20〜23cm | 10.5cm |
M | 23~26cm | 12.5cm |
L | 26~29cm | 15cm |
XL | 29~35cm | 16.5cm |
こちらもMサイズを使用しています。抜けたり外れたりしたことはありません。
犬用ソフトタイプのエリザベスカラーのメリット・デメリット
犬用ソフトタイプの花型エリザベスカラーを2種類使ってみましたが、共通するメリットとデメリットを下記にご紹介します。
今回比較した「WZ PET 柔らかい エリザベスカラー」と「Petlogi[愛玩動物飼養管理士が監修]エリザベスカラー」はどちらも重量が55gと軽量です。
愛犬の首の負担を考えると、軽量なもので、ばっちり保護してくれるものはありがたいです。
そして、フードを床に置いてご褒美を食べてもらうトレーニングをする時に、硬いエリザベスカラーでは食べにくく、ブルドーザーのように引きずってしまうこともあるのですが、やわらかいとそのようなことがありません。
愛犬のトレーニング中に、フードが食べられなくて機嫌が悪くなることがないので助かります。
一方でデメリットをご紹介すると、ソフトタイプのエリザベスカラーの場合は、体を曲げるとどうしても尻尾に届いてしまいます。
うちのチワワは尻尾を執拗に追ってしまう常同障害の治療中のため、尻尾を保護するために使用するには、単体での使用では効果がないため、もうひとつ浮き輪型のドーナツ型のエリザベスカラーと併用して用いることで、体を曲げても口が尻尾に届かないように距離を出しています。
あと、この形のエリザベスカラーに共通して言えることが、マジックテープで重なったところが内側に折り曲がるのですが、この部分が汚れやすいです。
もちろん両方とも洗濯できるエリザベスカラーなので汚れても洗えるのですが、個人的にはこの重なる部分がないほうが見た目もスッキリしていいと思うのですが、そんな贅沢は言えません。
まとめ
この記事では、犬用ソフトタイプのエリザベスカラーを同型の2種類で比較してみました。
軽くてやわらかいエリザベスカラーは、首への負担も少なく使いやすいです。
愛犬の体を保護するために必要なエリザベスカラーは、安心して装着できるものがいいですよね。
硬いプラスチック製のものではなく、ソフトタイプのものを探している飼い主さんのお役に立てれば嬉しいです。
実際に装着してまとめているので、同型2種類のエリザベスカラー共通のメリットやデメリットについても参考にしてください。
犬用と記していますが、もちろん愛猫さんにも使えますよ。