ハンドメイド

ダイソーとセリアの洗えるフェルト比較!2社の材料で愛犬用ノーズワークマットを自作しました

2023年8月16日

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ダイソーとセリアの洗えるフェルト比較!2社の素材で愛犬用ノーズワークマットを自作しました

嗅覚を使って隠したドッグフードを探しあてるノーズワークというスポーツは、疲労度も高くストレス発散にもつながります。このノーズワークができる知育玩具のノーズワークマットは、雨の日など天候が悪くてお散歩に行けない時にもおもちゃとして活用することができます。

作り方は簡単です。今日は画像付きで作り方のご紹介をしていきます。

材料となる洗えるフェルトは、100均ストアの「ダイソー」と「セリア」で見つけたので、両方の材料を使って作ってみましたが、店舗によって違いを感じたので、その点についても触れていきます。

ダイソーとセリアのフェルトで作ったノーズワークマット
左がセリア、右はダイソーのフェルトで作りました

この記事はこのような方におすすめ

  • 愛犬におもちゃを作りたい飼い主さん
  • 安価な愛犬用おもちゃが欲しい方
  • 100均ストアが好きな方

「ダイソー」と「セリア」の洗えるフェルトについて

まずは、ダイソーとセリアの洗えるフェルトについて、どちらがノーズワークマットに適しているかをご紹介いたします。

材質も同じポリエステル100%、販売価格も同じ税込110円ではありますが、手触り感や完成したあとのことを考えると、ノーズワークマットに適しているのは、「ダイソー」のフェルトです。

セリアのフェルトはやわらかいのですが、毛羽立ちが早く毛玉ができやすいのが欠点です。

完成した時にかなりの毛玉ができてしまい、毛玉を取り除くという作業が加わりました。

セリアのフェルトで毛玉ができている写真
セリアのフェルトは毛玉がすぐにできてしまいました

ダイソーのフェルトは、ハリがあって同じように作っても、毛羽立ちもなく毛玉はまったくできませんでした。

ダイソーのフェルトの拡大写真
ダイソーのフェルトは毛玉ができませんでした
まつ

毛玉を食べてしまう可能性もあるので、犬用のおもちゃを作るときにはダイソーがおすすめですね。


この記事を書いたきっかけは、スナッフルボールという愛犬のおもちゃを作るために、洗えるフェルトを探していたことです。

使う材料は、洗えるフェルトだけなので、こちらの記事もぜひご覧ください。

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手作りをするお時間のない方は、こちらもおすすめです。

ノーズワークマットの作り方

ダイソーとセリアの各店舗の材料を使って実際にノーズワークマットを作ってみました。共通する作り方の手順はこちらです。

ノーズワークマットの作り方

  • フェルトを長方形にカットする
  • シンクマットに結びつける

作業工程はとてもシンプルで簡単ですが、結びつけるのにはかなり時間がかかりますので、根気強くいきましょう!

お茶を飲んで休憩しながらのんびり作りましょう

ポイント

フェルトをたくさんカットすることになります。手芸用のロールカッターとカッティングボードがあれば、カッティングボードの目盛に合わせて切ればいいので、作業はかなりラクになりますよ。

ロールカッターとカッティングボードの写真
ロールカッターでフェルトを切っている写真

セリアの材料を使ったノーズワークマットの作り方

セリアの材料を使ったノーズワークマットです。フェルトの幅を広く、長さも長めにカットしました。フェルト同士の重なりが多くなるため、フードを見つける難易度としては若干上がります。(材料費総額:440円)

ノーズワークマットの材料(セリア)

  • Washable Felt 約60×60cm お好きな色で計3枚
  • ソフトシンクすのこ 1枚
セリアのWashable Felt
セリア ソフトシンクすのこ

1:フェルトを長さ20cm×幅3cmにカットする

フェルトを広げて、長さ20cm×幅3cmにカットします。カットしたフェルトは全部で154枚使用します。

セリアのフェルトの切り方
セリアのフェルトをカットした写真

2:切ったフェルトを「ソフトシンクすのこ」に結ぶ

隣同士の穴にフェルトの両端を通して、固結びを2回します。この時、1回目の固結びで右側を上にした場合、2回目の固結びは左側を上にする方が結び方に強度が増すので、愛犬が遊んでも抜けなくなります。

セリアのすのこを使う時の穴の通し方
黄色の線が結び目になる位置です
フェルトの右側を上にして固結びをする写真
フェルトの右側を上にして固結びをします
1回目の固結びが終わった写真
固結び1回目です
フェルトの左側を上にして固結びをする写真
2回目は左側を上にして固結びをします
2回目の固結びをした写真
結び目が戻りにくくなります

このような手順で固結びを続けるだけです。今回は、1列ずつフェルトの色を変えましたが、色はランダムでもOKです。

横10枚を13行分繰り返し、合計130枚のフェルトを通したところです。

130枚のフェルトを通した写真

これで終わらせてもいいのですが、切ったフェルトが若干余ってしまってもったいなかったので、端だけ縦方向も結びました。

まつ

縦方向の結び分も含めて、全154枚です。見た目にはあまり変わりありません

縦同士の穴にフェルトを入れている写真
端だけ縦方向にも結んだ写真
セリアの材料で作ったノーズワークマット
セリアの材料で作ったノーズワークマットの完成です
まつ

完成までには、約2時間かかりました

ダイソーの材料を使ったノーズワークマットの作り方

ダイソーのシンクマットは、穴の数が多かったので、購入するフェルトの枚数を増やさないようにするために、フェルトの幅を狭く、長さも短めにカットして作ってみたところ、フェルトのサイズが大判なこともあり、必要なフェルトは2枚で済みました。お鼻の短い犬種や小型犬にも最適なフェルトの長さに仕上げることができました。(材料費総額:330円)

ノーズワークマットの材料(ダイソー)

  • 手洗いOKフェルト 約70×60cm お好きな色2枚
  • シンクマット 七宝柄 1枚
ダイソー 手洗いOKフェルトの写真
ダイソー シンクマットの写真

1:フェルトを長さ15cm×幅2cmにカットする

フェルトを広げて、長さ15cm×幅2cmにカットします。カットしたフェルトは全部で238枚使用します。

まつ

ダイソーのフェルトは正方形ではないので、カットする時はフェルトの置き方に注意してください

ダイソーのフェルトの切り方
フェルトの色は、左がリーフグリーン、右が緑です

2:切ったフェルトを「シンクマット」に結ぶ

同じ方向に結び目ができるように配置してフェルトを結んでいきます。セリアのノーズワークマットで紹介した時と同じように、フェルトの両端を右上・左上と交互に重ねて2回固結びをします。

同じ方向にフェルトを通して結んでいきます

色の配色はお好みでOKです!今回はわかりやすいように列ごとに色を変えました。枚数も多いので大変ですが、手が痛くならないように休みながら根気強く結んでいきましょう。

ダイソーのノーズワークマット2列目に入っている写真
ダイソーのノーズワークマットの裏の写真
238枚通した裏側の写真です
ダイソーの材料で作ったノーズワークマット
ダイソーの材料で作ったノーズワークマットの完成です
まつ

こちらは3時間くらいかかりました。テレビでも見ながらのんびりと作業されるのがおすすめです

さいごに

100均で買える材料を使ってノーズワークマットを作ってみました。

ダイソーとセリア、2社の材料を使ってみたことで、お店によって質感の違いがあることを発見できましたし、ノーズワークマットにおいては「ダイソー」のフェルトがオススメなことがわかりました。

カットするフェルトの大きさは、もとのサイズに対して余りが出ないように考えてみましたが、お好みのサイズで自由に変えていただくといいと思います。

制作時間はかかりますが、できあがったあとに愛犬が一生懸命遊んでくれる姿を見ると、「頑張った甲斐があったなぁ」という達成感もひとしおです。

天候を選ばずに遊べるノーズワークマット、是非作ってみてください。

手作りノーズワークマットで遊んでいるぽりつーの写真

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