愛犬の傷口や体を保護するために必要なエリザベスカラー。ベル型タイプは安心だけれど、怖がってしまうワンコさんも多いです。
今回はエリザベスカラーを30種類以上愛犬に試しているまつが、中に空気を入れる浮き輪型のエリザベスカラーの「KONG Cloud」についてご紹介いたします。
知育玩具で有名なKONG社は、ブランドとしての信頼性は抜群です。実際に使ってみた感想を余すことなくレビューしたいと思います。
KONGのエリザベスカラー「KONG Cloud」
KONG Cloudは、外側の生地はベルベット調で色は青のみ、サイズはXS~XLまでの5展開があります。空気栓がありますので、そこから浮き輪を膨らますような要領で空気を入れます。中央の穴に首を通したら、マジックテープで留めて装着します。
サイズ | 首回り | 犬種 |
XS | 15cmくらいまで | トイ種や猫など |
S | 15〜25cm | ジャックラッセル、シェルティーなど |
M | 25〜33cm | ボーダーコリー、スパニエルなど |
L | 33〜45.5cm | ラブラドール、ゴールデンなど |
XL | 45.5cm以上 | ロットワイラー、マスティフ、グレートデーンなど |
首回り25cmのチワワにMサイズを使用しています
「KONG」社は知育玩具で有名ですが、おもちゃの名前も「コング」です。犬用のグッズがあるお店には、必ずと言ってもいいくらい陳列されているので、ブランド名や商品名よりもこのおもちゃの形をご存知の方も多いと思います。中にフードやおやつを入れて噛んだり、投げてもってきてもらう遊びに使用します。
「KONG Cloud」を使ってみた
実際に使ってみた感想としては、頻繁に洗濯できます!という方におすすめです。生地に毛が絡んでしまったり、ちゅーるなどの液体おやつがくっついてしまうことがありますので、手洗いや洗濯機で洗うことが必要になります。
ただ、中の浮き輪は、他に使ってみた浮き輪型のエリザベスカラーに比べて肉厚で丈夫です。
そして、マジックテープはしっかり留まるので、使っていて自然に剥がれる心配がありません。
首輪を通す輪っかもありますので、KONG Cloudに首輪を通してから装着すると、より脱げにくくなりますね。
うちのチワワは装着にストレスはないようで、横になったり、仰向けになって寝ていました。
ただ、ベルベット調の生地だと、どうしても毛がくっついてしまいます。
使用する前に調整が必要でした
うちのチワワには、どちらかと言えばMサイズよりSサイズの方が適しているのだと思います。でも、あまりカラーの直径が小さいと尻尾に口が届いてしまうため、なるべく大きいものを選ぶ必要があります。
一番きつく閉じてマジックテープで留めると、ベルト部分がかなり余ってしまい、この余り部分を噛んで遊ぼうとしたため、思い切ってベルト部分を切断しました。
このベルト部分で遊ばれてしまうと、エリザベスカラーがすぐに抜けてしまうので、危険です
切断したベルトがほつれないように、ライターの火を近づけて、切断面を溶かして処理しました。
ライターの火をベルトに直接つけると焦げるので注意してください。火であぶるのではなく、熱で切断面を溶かすイメージです。
裁縫用のほつれ止め液もありますので、このようなものを使って処理するのもいいですよ
もうひとつ、マジックテープ部分とベルト部分にミシンをかける必要がありました。
マジックテープが強力なため、ベルトを切って切断面を処理した状態で使っていて、動物病院で体重を測るためにこのカラーを外そうとした際に、マジックテープはくっついたまま、ベルト部分だけビリっと剥がれてしまいました。
ベルトを切らないで使用される分には全く問題ありませんが、私のようにベルトの長さを調整される方は、ミシンなどで縫い留めることをおすすめします。
「KONG Cloud」のまとめ
KONG Cloudについて以下のようにまとめました。
浮き輪型のエリザベスカラーのいいところは、中身が空気なため、総重量が軽く、愛犬の首の負担が軽減されますよね。
いくつか売り出されている浮き輪型のエリザベスカラーの中でもブランド名としては、一番知られているところだと思います。
ベルベットの生地に抵抗がない方は、マジックテープの強さやホールド感がしっかりした作りなので、安心して使えますよ!