犬は明け方になると活発になる習性を持っているため、飼い主よりも早く起きて行動する愛犬も多いようです。
活発になった愛犬が、空腹を訴えるために飼い主さんに向かって吠えたり叩いたりしてしまい、休日も仕方なく起きてしまうことはありませんか?
無理やり起こされてしまうと寝た気がしなくて、疲れが取れないのですよね。
愛犬の空腹を少しだけ満たし、もう少しだけ長く寝られるようにするために役立つ給餌グッズをご紹介いたします。
早起きの愛犬が少しだけお腹を満たすために役立つ給餌グッズ2選
早起きな愛犬が、お腹を空かしてご飯を要求してきますが、あまり早い時間に朝ごはんをすべてあげてしまうと、夜の早い時間まで空腹状態が長く続いてしまいます。
そこで、朝ご飯の量の半分~3割くらいを先にあげて、少しだけお腹を満たしてもらうようにしています。
そのときに使っている便利な給餌グッズは下記の2つです。
おすすめの給餌グッズ
- 山佐時計計器 わんにゃんぐるめ
- QBeau 玩具ボール 4個セット
山佐時計計器 わんにゃんぐるめ
まず1つめにご紹介するのが、タイマー付きの給餌器としては有名なブランド・山佐時計計器さんの「わんにゃんぐるめ」です。
左右2つの容器にそれぞれタイマーがついていて、48時間まで設定することが可能です。ダイヤル式のタイマーなので、おおよそ数時間後という感じで、正確な時間を設定するのは難しいですが、ダイヤルを間違えなければそこまで時間がずれることはありません。
タイマーの時間がくると、蓋がパカっと開きます。朝が来る時間にセットしておけば、蓋が開いた時に、愛犬が勝手に食べてくれるので、ご飯を要求して叩かれることがなくなります。
朝ごはんのためだけではなく、外出で帰宅が遅くなりそうな時に設置しておくこともできるので、大変重宝しています
数時間置いてから食べさせるので、ウェットフードは避けて、中にはドライフードだけを入れるようにしています。
お手入れも簡単で、グレーのお皿は取り外して洗うことができるので、衛生的です。
わんにゃんぐるめには、上記のCD-300という新型のほかに、もうひとつ長年続いているロングセラーのCD-400という型があります。我が家は猫もいるのでこちら4台を10年以上使用しています。
こちらも、左右2つのダイヤルでそれぞれ48時間まで設定することができます。蓋の開き方は、スライドして蓋が引っ込むタイプですので、ペットが蓋を気にすることがなく、食べる時にも安定感があります。
中の透明なお皿を取り外して洗うことができますので、こちらも衛生的で安心です。
蓋が閉まっていれば餌が見えないので、犬も猫もフードを気にして蓋を開けようとすることはありませんし、実際一度も開けられたことはありません。
QBeau 玩具ボール 4個セット
こちらは4種類のボールが入っているセットではありますが、私が給餌グッズとして特にオススメしたいのは、8cmのゴム製ボールです。
愛犬が転がすと穴からフードが飛び出すおもちゃです。穴の奥に数段の仕切りがあるので、フードが見えないように入れることができます。
あらかじめフードを入れたボールを枕元にしのばせて、チワワが朝騒いだら、ボールを転がします。ボールを使わなかったときは、中身を朝ご飯に追加します。
このボールの何がいいかというのは、転がしても「とても静か」なところです。
コロコロと音がすることなく、チワワが勝手に遊んでいるので、マンションだと周りの方々への音が気になることもないですし、もう少し寝たい私の邪魔になりません。
ただ、球形なので途中で止まりにくく、フローリングなら特に勢いよく遠くまで転がっていきます。棚の下などに入ってしまう可能性がある場所では探す範囲も広がってしまいますので、決まった部屋の中だけで遊べるようにするのがおすすめです。
早起きの愛犬に給餌グッズを使うことのメリット・デメリット
早起きの愛犬に給餌グッズを使いことのメリット・デメリットを挙げます。
〇 メリット
・空腹によるイライラや食ふんを防ぐことができる
・退屈による行動を抑えることができる
× デメ リット
・給餌量を増やしてしまうと、肥満につながる
うちのチワワの場合、空腹でイライラしてしまうことで尻尾追いを始めてしまうことがあったので、しつけ教室の先生に給餌グッズを使うことをすすめられました。
早起きをして排泄をしてしまった場合に、空腹状態だと食ふんをしてしまうこともあるそうです。
さらに、家族が誰も起きなくて退屈な場合にも、おもちゃの給餌グッズを使うことで、ひとりで遊ばせて時間を稼ぐこともできます。
ただ、給餌量を増やしてしまうことで、肥満につながることもあるため、「朝ごはんの量の半分~3割」を先にあげるつもりで、量は調整をしましょう。
まとめ
休日などでもう少し寝たいと思う時に、愛犬が早起きで吠えたり叩かれて起こされてしまうとつらいですよね。
そんなときは、あらかじめタイマーを設定して少しだけ朝ごはんをあげておく方法や、愛犬が騒ぎ出した時にフードの入ったボールを与えてひとり遊びをさせることで、少しでも長く寝る時間を確保することができます。
給餌量さえ気をつければ、愛犬が太ることもありません。
飼い主さんの快適な朝を迎えるためにも、ぜひ活用してみてください。