ロイヤルカナン「減量したい犬用」の効果は？４ヶ月与えた結果を徹底レビュー

毎日愛犬と一緒に過ごしていると、体重が増加していることを気付きにくいのですが、動物病院などで体重を測ってもらってびっくりすることはありませんか？

減量させるために、フードの量を調整したり、フードそのものを変更することも検討されると思います。

うちのチワワには、ロイヤルカナンの「減量したい犬用」のフードを購入し、いつものフードに混ぜることにしました。

４ヶ月与えてみた減量の効果や犬の食いつきなどの感想を徹底レビューします。

ロイヤルカナン「減量したい犬用」の効果は？

うちのチワワにこのロイヤルカナンの「減量したい犬用」を与えてみたところ、体重は4.3kgから3.85kgになり、４ヶ月で450gの減量に成功しました。

獣医師さんにも、「体重は4kgを超えないようにしましょう」と言われているので、その目標が達成されました。

実際の写真ですが、うちのチワワはロングコートチワワで毛が長いためにわかりにくいかもしれませんが、体重が4.3kgの時はウエストのくびれがありませんでした。

450g減量できたことで、ウエスト部分にくびれが見えるようになりました。抱っこをする時にも、感覚的に軽くなったように思います。

ロイヤルカナン「減量したい犬用」のレビュー

ロイヤルカナン「減量したい犬用」を実際に４ヶ月、１袋800gのものを合計３袋あげました。容量の多い2kgなどもあるのですが、早めにあげ尽くさないとフードが酸化してしまうため、一番小さい容量のものを買い続けました。

ここでは、我が家でのフードの与え方、うちのチワワの食いつきはどうだったかなどのレビューをご紹介いたします。

ロイヤルカナン「減量したい犬用」の与え方

フード与え方は、すべて「減量したい犬用」に変更するのではなく、今まで与えていたフードに混ぜて使いました。

ロイヤルカナンの「減量したい犬用」を加えるまでは、「ミニダイジェスティブケア（お腹の健康を維持したい犬用）」をメインに与えていました。うちのチワワはお腹の調子を崩しやすく、このフードに変えてから安定していたので、すべて変更することには抵抗がありました。

それでも体重を減量させることを最優先にしたかったので、混ぜる割合は「減量したい犬用」を一番多くすることにしました。

ロイヤルカナン「減量したい犬用」の食いつきについて

肝心の食いつきについてですが、うちのチワワは問題なく完食をしてくれました。毎食、食事の準備をしている時には待ちきれない様子で楽しみにしているので、フードを変更しても抵抗がなかったようです。

見た目の違いがわかるようにロイヤルカナンの「減量したい犬用」と、「ミニダイジェスティブケア」を両方10gずつ測ってみました。

「減量したい犬用」は一粒一粒が軽く、「ミニダイジェスティブケア」よりも方が体積が大きくなるので、量が多く見えます。粒の数が変わることにより噛む回数が増え、より一層食べた感を出すことができそうです。

ロイヤルカナン「減量したい犬用」のメリット・デメリット

ロイヤルカナン「減量したい犬用」を実際に与えてみて、飼い主目線で気付いたメリット・デメリットについてご紹介をいたします。

前述したとおり、フードに対する食いつきについては申し分なく、健康状態を保つことができつつ減量に成功できます。愛犬を痩せさせたくてフードの変更を実践した私にとっては、理想の効果があったので満足しています。

通販で２回、ホームセンターで１回購入しました。通常だと犬種別用の価格と比較して800gの容量で約500円ほど高くなってしまいますが、通販では時折価格を下げて販売されることもあるので、運よくいい買い物ができることもあるかもしれません。

ひとつだけ気になるのは、フードのにおいはかなりきつめです。ロイヤルカナンシリーズでここまで強い香りがするものは知りません。ただ、うちの犬にとってはこのにおいは全く気にならないようなので、リピートして買い続けることができました。

ロイヤルカナン「減量したい犬用」をあげ終えて

１袋800gを３袋分あげてみて、毎食残すことなくきれいに食べながらも、順調に体重を減らすことができました。

もちろんこのまま「減量したい犬用」を使い続ける選択もあったのですが、一旦終了することにしました。

理由は動物病院から今までのように体重管理を継続しながら、精神の落ち着き成分がプラスされた別のフードを紹介されたからです。

現在、常同障害という心の病気の治療に通っているため、獣医師さんの診断により購入することができるロイヤルカナンの療養食「満腹感サポート」を食べさせてみることにしたので、変更することになりました。

ロイヤルカナン「減量したい犬用」が必要になった原因を考えた

そもそも、うちのチワワの体重が何故4.3kgまで増えてしまったのかを考えてみました。

原因を追究することで、今後減量フードを必要としない体質を維持できると思ったからです。

多頭飼いのご家庭では、他のペットのフードを食べてしまうことはよくあることかもしれませんが、うちの場合は同居している猫のフードを食べていたことでした。

うちの猫はもともとドライフードもあまり噛まずに丸飲みします。年齢も15歳になったことから、吐き戻しも多くなり、そのたびに丸いままのフードが床に広がってしまうことがあります。

うちのチワワはそれを食べてしまうので、カロリー過多になってしまうのです。

猫用のフードを変えてみたり、少量ずつで与える回数を増やしてみるなどの工夫をし、猫がなるべく吐き戻しをすることのないように配慮をしています。また、猫の食事スペースは犬が届かない場所に設置し、チワワがフードを狙わないように環境についても今まで以上に徹底するようにしました。

さいごに

愛犬の肥満を解消したい時は、散歩などの運動を増やすとともにフードの変更を検討する方が多いと思います。

我が家の場合は、このロイヤルカナンの「減量したい犬用」をいつものフードに加えることで、ゆるやかなペースで減量を成功させることができました。

ただロイヤルカナンシリーズの中では、フードのにおいが強いので、サンプルを入手して愛犬に与えてみてから変更されることをおすすめします。

食事は一気に食べさせるのではなく、おもちゃを使って時間をかけて完食させることも肥満対策になるそうです。

このような減量用フードを使わないような体を維持することが大切ですが、愛犬の体重が気になった時にはぜひ使ってみてください。