寒い日が続き、犬も外に出る時に震えている時がありました。
車で移動した先でも、クレートの中でびっくりするほどに寒がっていたときがあったので、服を着せることにしました。
そこで元気でよく暴れる犬には、お腹開きの服と背中開きの服でどちらの方が着せやすいか、どちらの服の方が生活しやすいかを試してみるために、2種類の服を買ってみました。
この記事はこのような方におすすめ
- 愛犬に服を着せるときに暴れて困っている方
- 愛犬に服を着せたい方
元気な犬にも簡単に着せられる服はお腹開きと背中開きのどっち?
始めはお腹開きの服だけを持っていたのですが、服を着せる時に嫌がったり、お腹の毛で前を留めるのに苦労したため、背中開きの服は、もっとラクに着せられるのではないかと思って、新たに購入してみたのです。
実際に着せてみた時の着せやすさや、その後の脱げにくさも見てきた結果、背中開きの服が圧倒的におすすめです
実際に購入した服の写真です。両方ともマジックテープで留めるものです。
ファスナータイプは毛が挟まってしまうため、絡ませないように着せるには時間がかかってしまいます。元気な犬はすぐに逃げようとしてしまうので、マジックテープで留めるものは着せる時間も早く使いやすいです
お腹開きの服を使ってみて分かったメリット・デメリット
実際にお腹開きの服を使ってみてわかったことをご紹介いたします。
お腹開きの服のメリット・デメリット
- 服の種類・サイズ展開が豊富で気に入った服が選びやすい
- ハーネスや胴輪を使う時に背中でバックルがひっかからない
- 服を着せるのに少々苦戦する
お腹開きの服のメリットは、服の種類・サイズ展開が豊富なので、気に入った服が選びやすい点です。店頭や通販では、身頃が開いているタイプは圧倒的にお腹開きの服が多いです。そして、ハーネスや胴輪を使う時には、背中部分がフラットなので、バックルがパーツに当たる心配がなく、一気に装着させることができます。
一方で、服を着せるのに少々苦戦する点がデメリットとして挙げられます。終始前足をあげて服を着せるため、うちの犬は前足を通すのに暴れる時があります。さらにマジックテープを留める時、毛の長いうちの犬は、お腹の毛でマジックテープが見えなくなるので、かなり私が顔を近づけて確認しながら留めなくてはいけません。
テーブルの上など高い位置で着せると元気な犬にも着せやすいですが、暴れすぎて落ちないようには気を付けましょう
前開きでマジックテープで止めるタイプの犬服、多いんだけどね。単純に寒いだけならともかく、リアのお散歩コースは雪が深いから、それだと脱げちゃいそうでさ。 pic.twitter.com/cNRLLcUWcj
— 柴雑種犬リアの写真帳 (@820ria) January 17, 2016
背中開きの服を使ってみて分かったメリット・デメリット
背中開きの服も実際に使ってみてわかったことをご紹介いたします。
背中開きの服のメリット・デメリット
- 着せやすい、脱がせやすい
- 種類が少ない
背中開きの服のメリットは、着せやすい/脱がせやすい点です。始めに前足を通す時は体を持ち上げますが、背中側のマジックテープを留める時は、四つ足の状態になっているので、犬も落ち着いた状態で服を着せることができます。
脱がせたい時は、背中のマジックテープを外すだけなので、一瞬で脱がせることができます。
背中開きの服は、爆走しても全く脱げません
一方でデメリットは、種類が少ないことです。サッと着せたいので、マジックテープで留めるタイプが欲しいのですが、サイズがなくて残念に思ったこともありました。
今後はレインコートなどお家に帰ってきたらすぐに脱がせる必要があるものも背中開きを選んでいきたいです
犬服タンクトップをアレンジして、着脱しやすい背中開きにしてみました!
— 𖤥ന੨നϊ 𖤣 (@mami14634628) October 19, 2020
洋服着るの嫌がるわんちゃんもこれなら安心🐾
そしてニットキルトなのでぽっかぽか~
これからフォロワーさんからご要望いただいたのでもう少し大きいサイズ作ります!
こちらは、本日中にminneにアップします pic.twitter.com/6RU8UKcpSo
昔16年位前は、背中開きのお洋服が主流だったけど、今はハンドメイド犬服作る人が増えて、被りタイプが多いね。😉
— Tiisai Andy🍒ハンドメイド犬猫服 (@marie_dogwear) February 13, 2020
でも、老犬なると、足突っ張っちゃってね。😥背中開きの良さを再発見したわ~❗
これからは、るったんのお洋服も背中開きとかも作ろうかなぁ❓😊って思ってるの。
犬の服選びで大切なこと3選
愛犬がおしゃれな服を着て、バッチリ決まっている姿を見ると、嬉しくて飼い主さんも幸せな気持ちになりますよね。ただ、愛犬にもストレスなく快適に着てもらえるものを選びたいです。そのためには、以下の3点に気を付けてみてください。
対象の犬種が書かれていてもサイズが合うとは限らない
うちのチワワは、血統証持ちの純血チワワなのですが、我が家に来た時の体重は3.6kgでした。
我が家に迎えた翌日に、健康チェックで動物病院に行った時、こんなアドバイスを受けました。
デ・・・デブなのですか?
骨格のしっかりしたチワワちゃんなので、太ってはいないですよ。ただし、体重は4kgを超えないようにしましょう
そのあとすぐのこと。2月だったということもあり、夫が早速嬉しそうに服を買ってきたのです。
チワワはSサイズでしょ?ここにチワワって書いてあるし
お気づきのこととは思いますが、うちのチワワは大きめなんです。
ピチピチのパツパツで、前が締まりませんでした・・・
タグに書いてある犬種だけで判断せず、愛犬のサイズは正確に把握しておきましょう。
ありがたいことに、お店でサイズ変更をしてもらうことができました。。。
犬の服を選ぶ時に知っておくべき寸法を理解する
犬の服選びには、愛犬のサイズを正確に把握しておくことが必要です。
ここでは、採寸のポイントをご紹介いたします。
- 首回り : 首輪をつける位置
- 胸囲 : 前足の付け根の一番太いところ
- 着丈 : 首輪の位置から尻尾の付け根
長めのリボンや紐を使って印をつけて、あとでメジャーに当てても良いですよね
装飾品に注意
スパンコールやビーズなど、かわいらしい装飾品がついている服もあるのですが、愛犬に安全に服を着てもらうためには注意が必要です。
私の失敗談なのですが、始めは大きめのかわいらしいボタンがついていた状態で服を着せていました。
ある時、チワワから「カリッ」という音が聞こえたのです。
すぐに夫が気付いてくれたので、ボタンを食べてしまうことはありませんでしたが、このように装飾品がついていると、ワンコがかじって誤食の原因にもなってしまいますので、なるべく装飾品がないものをお選びになることをオススメします。
ちなみにこのボタンは縫い付けるだけの飾りボタンだったので、全て外して使っています。
飾りリボンやビーズなども注意したいところですね
あと、袖についてですが、うちのチワワは袖が気になるようで服を脱ぎたがり暴れました。その結果、袖を踏んでしまって服を自分で脱いでしまったので、それ以来袖がついた服は着せておりません。
犬が嫌がる服を着せようとすると、ストレスになってしまって、服を着なくなってしまうので、愛犬が好むタイプを選びたいですね
そもそも犬に服を着せるのはよくないの?
ペット用のお店に行くと、かわいらしい服が並んでいて「これ着せたら絶対に似合う!」と思って手に取ってしまうこともあります。
犬に服を着せる主な理由には、飼い主が着せたいという楽しみの他に、犬の体温調整をするためでもあります。
犬種によって、冬の寒さが苦手だったり、夏のクーラーによる冷気でさえ体調を崩してしまう子もいるそうです。
また、雨の日に出かける時にはお腹が濡れてしまうのをカバーしてくれるので、レインコートも重宝します。
日本の四季には激しい温度差がありますので、その中で生活するために服を着せるというメリットはあります。
愛犬が舌を出して呼吸が荒く暑がっているようならば、すぐに服を脱がせましょう
さいごに
冬の時期は特に、寒がっている愛犬には服を着せたいですよね。
気な愛犬が服を着せる時に暴れてしまって困っている方には、背中開きの服で、マジックテープで留めるタイプをおすすめします。
服を着せる際にも床や膝の上だと犬が動きやすいので、テーブルなど高いところに乗せてから着せると、暴れにくくなるので、着せやすいです。でも、犬が高いところから落ちないように愛犬から手を離さないように注意してくださいね。
そして、服のサイズ選びに失敗しないためにも、愛犬の寸法は正確に把握しておきましょう。