お散歩の時でも歩きやすい犬用ドーナツ型エリザベスカラー３選レビュー

愛犬とのお散歩時に、エリザベスカラーを着用させることはありますか？

うちのチワワと散歩をする時に、いくつものエリザベスカラーを試してみましたが、最適なエリザベスカラーのタイプは、使う時に頭を通すドーナツ型でした。

ここでは散歩時に私が使っているオススメのドーナツ型エリザベスカラーをご紹介いたします。

お散歩時でも歩きやすい犬用のドーナツ型エリザベスカラー３選レビュー

管理人が実際に使ってみて良かったと思えた「お散歩時でも歩きやすい犬用のドーナツ型エリザベスカラー」は以下の３つです。

これらのレビューをひとつずつご紹介していきます。

Leaf Corp　接触冷感 ふわふわエリザベスカラー 犬猫用

ペットフードやペット用品を取り扱うお店「Charm」さんで購入できるエリザベスカラーです。

サイズ	本体	首まわり
S	幅5cm×厚さ5cm直径20cm（外径）	最大26cm
M	幅6cm×厚さ6cm直径23cm（外径）	最大33cm

まず、このエリザベスカラーはとても軽いです。そして、足にも当たることなく、歩きやすさも文句なしです。

このエリザベスカラーを選んだのは、デザインがシンプルだったからです。
我が家に来てすぐの頃に、なんとか負担の少ないものを装着させようと思って探していた時に見つけました。
素材もやわらかく、初めて装着させた時は怖がりながら頭を通していましたが、そのあとは気にすることがありませんでした。

色はグレーだけの取り扱いですが、洋服と合わせる時は何と合わせても妙に目立つことなくマッチします。

さらにおすすめのポイントは、首まわりを調整する時に締める丸ゴムです。きつすぎないのに強度もあるので、他のエリザベスカラーにも使いたいと思って探しているのですが、手芸店などでもこの感じのものが見つかりません。

ParisDog　楽々フラワーエリザベスカラー

こちらは、Amazonや楽天で購入可能なエリザベスカラーです。

サイズ	本体	首まわり
S	直径23cm／半径8cm	16～21cm
M	直径26cm／半径10cm	21～27cm
L	直径34cm／半径13cm	27～36cm
XL	直径39cm／半径15cm	36～45cm

このエリザベスカラーを購入したきっかけは、「もう少し幅が広いものも試してみたい」と思ったからです。

広告のモデルのお写真も、顔を中心にエリザベスカラーが花のように咲いている姿がかわいくて、また、顔を後ろに向けても尻尾には届きにくそうな印象を受けたの試してみようと思いました。

お散歩の時に装着していると、道行く人からの「かわいい」という声が聞こえます(笑)

Lサイズはもっと顔のまわりに花びらが大きく広がりますが、カラー本体がなで肩のように下がる感じになります。Lサイズでも普通に歩くことができますし、装着したまま階段も上っています。

お散歩の時に後ろを向いても、すぐには尻尾に口が届かないので、幅広のものは安心感があります。

結び目が出ない丸ゴムの付け方

穴が２つあるタイプのストッパーは、ゴムの結び目が表に出ないようにすることができます。

入っていた紐は切って抜き、丸ゴムを通します。（紐通しがあるとラクです）

丸ゴムの片側だけ、ストッパーに通します。

丸ゴムの両端を合わせてひと結びします。

結び目をエリザベスカラーの中に入れ込みます。

こうすることで、結び目が邪魔になることはありません。

穴が１つのストッパーに丸ゴムを通すときは、両方のゴムを穴に通して端をひと結びして、ストッパーからゴムが抜けないように処理します。

ソフト軽量タイプ ドーナツエリザベスカラー 撥水加工

メーカー名がわからないのですが、取り扱い店舗の多い花の形をしたエリザベスカラーです。

サイズ	本体直径	首まわり
S	22cm	10～23cm
M	26cm	12～28cm
L	30cm	16～34cm

散歩に慣れてきてからは、電柱を気にするようになりました。雨のあとに電柱に近づいてしまうと、綿のエリザベスカラーでは雨水を吸収してしまうことが気になってきたのです。

そこで撥水加工されたエリザベスカラーの存在を知り、試してみることにしました。

これまで紹介した２つのエリザベスカラーに比べ、広がったりつぶれたりすることなく、形状の保持は一番安定感があります。

表面が水をはじく生地なので、雨水が中に吸収されません。雨や雪の翌日の使用には最適なエリザベスカラーです。

こちらも花の形をしたかわいいデザインなので、道行く人が笑顔で注目してくれます。

もちろん、装着中の歩行も問題なく、思いっきり走っています。

散歩の時にするエリザベスカラーは、ドーナツ型が最適な理由

私が散歩の時にするエリザベスカラーは、輪っかに頭を通して使うドーナツ型が最適だと思う理由は以下の３点です。

頭を通すことで、散歩時にエリザベスカラーがすっぽ抜けることがありません。

一般的なエリザベスカラーのタイプは、動物病院で勧められるベル型ですが、顔が覆われているため視界は横が少し遮られ、さらに湿気がこもってしまうので耳の後ろやあごが蒸れてしまいます。

散歩中は外の風に当たった方が気持ちがいいですし、視界も邪魔をすることがないので、顔まわりの開放感を保てるドーナツ型は一番おすすめできるタイプなのです。

同じような形で中に空気を入れる浮き輪型もありますが、地面や電柱を擦ってしまい、空気が抜けてしまうことも考えて、浮き輪型は家で使うようにしています。

ドーナツ型の唯一の欠点は、形状が変わりやすいのに厚みがないので、患部に口が届きやすいことです。うちの場合は、家の中でドーナツ型のエリザベスカラーを使うと、無理な体勢になっても一生懸命尻尾を噛んだり舐めたりしてしまうので、単体で使うことができません。

お散歩、エリザベスカラーが電柱や地面にカツンカツンして不機嫌ちゃん。いい方法はないかな。。 pic.twitter.com/nK04FQimma

— Su chan (@fluffy_Suchan) June 18, 2023

散歩のときまで、エリザベスカラーを着けるの？

そもそも、「散歩は歩くことに夢中になるから、わざわざ首に負担をかける必要もないのでは？」と思う方もおられるかもしれません。

歩くことに集中している時は問題ないのですが、ふとした瞬間に保護したい部位や患部を気にしてしまう時のことも考えて、エリザベスカラーで予防をしておいた方が安心な場合があります。

うちのチワワは、尻尾追いが激しいため動物病院で治療中です。毎日の散歩でも、出かけてすぐに抱っこから降ろしたときや、車が気になって怖くなってしまった時などに、体をねじって尻尾を気にしてしまうことがあります。

散歩中に発作が出て、尻尾追いを始めたことはこれまでに数回しかないのですが、エリザベスカラーを装着させてすぐに尻尾に口が届かない状況を作っていた方が、尻尾を噛んで怪我をさせる心配が軽減されるのです。

さいごに

今回は、お散歩の時におすすめなドーナツ型エリザベスカラーのご紹介をしました。

ドーナツ型のエリザベスカラーは、家の中で使用する場合は寝ころんだり体をぐっと寄せてしまうことで、患部に届きやすい特徴はあります。

ただ、他のことに集中した状態からふと気になった場合には、すぐに口が届かないようにすできるため、散歩時の予防として使うことができます。

取り扱いも多くかわいいデザインも豊富にあるので選ぶのにも迷ってしまいますが、保護したい部位によって大きさを考えたり、天候によって使い分けるのもいいですよ。

開放感が保たれつつ気になる部位も保護することができるドーナツ型のエリザベスカラー、お散歩の時に必要な方は是非試してみてくださいね。