犬との生活

ビビリな犬もこれで解決!来客に慣れるための3つのトレーニング方法

2023年2月6日

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ビビリな犬もこれで解決!来客に慣れるための3つのトレーニング方法

ビビリな愛犬の場合、親戚やお友達がお家に来られた時に吠えたり、威嚇したりすると困りますね。私も人を家に招くことも難しかったのですが、犬を飼っている友人が「そろそろ人に慣れることも必要かもよ?」と言ってくれたので、初めてのお客様として我が家に遊びに来てくれました。その時に一緒にお客様になれるためのトレーニングに協力してもらいました。

今日はその時に行った3ステップをご紹介いたします。

この記事はこのような方におすすめ

  • 愛犬が怖がりの飼い主さん
  • お客様が愛犬が吠えて困っている飼い主さん

ビビリな犬が来客に慣れるためのトレーニングに必要な条件

来客に慣れてもらうトレーニングをするためには、犬に慣れている人に協力をお願いすることが絶対条件となります。

トレーニングに協力してもらったお友達はご自宅に愛犬がいる方なので、ワンコとの触れ合い方には慣れていたので、いきなり距離を近づけたりすることなく、チワワのペースに合わせてくれました。

まつ

犬好きな方でも、強引に頭を撫でようとするなど、触れ方に慣れていない方では恐怖を与えてしまいますし、それをきっかけに手を噛んでしまったらおおごとになってしまいます

ハウスに入っているぽりつーの写真
うちのチワワはビビリです

来客に吠えてしまって困っている方は多いですよね



ビビリな犬もこれで解決!来客に慣れるための3つのトレーニング方法

毎日会うご家族以外の方と接するときにも怖がらずに慣れてもらうためのトレーニング方法は下記の3ステップです。

来客に慣れるための3ステップ

  • ある程度の距離を保って、目を合わせずに座ってもらう
  • やつを少し離れたところに置く
  • おもちゃを使って遊びながら、徐々に距離を縮める

このトレーニング方法を行ったところ、お客様に威嚇することなく過ごすことができました。

ある程度の距離を保って、目を合わせずに座ってもらう

まず、協力者には犬と目を合わせないことをお願いします。そして、ある程度の距離を保ち、座ってもらいましょう

座ってもらう理由は、人が目の前に立ってしまうと、その大きさに恐怖を与えることになるためです。

私が準備したことは、チワワが飛びかかることのないように柵を設置することでした。
チワワの行動範囲は狭めて、いつも入っているクレートやマットも置いておき、安心できるスペースは確保しておきました。

お友達も「おぉ、チワワくん。こんにちは」と挨拶をしてくれましたが、チワワの存在に気付いていないフリをしてくれていました。
そして、少し時間をあけてから、チワワと目を合わせることなく、柵に背を向けて座り、決して声をかけることはしませんでした

来客回想イメージ

すると、チワワは怖い人ではないと認識できたのでしょう。お友達の存在が気になりだして、ニオイチェックに近寄ってきました。
そこでもお友達は動くことなく、「どうぞどうぞ」とニオイを嗅がせてくれていました。

おやつを少し離れたところに置く

お客様が来て、おとなしくしているといいことがある=ご褒美がもらえるという成功体験を作りましょう。

お客様のニオイを嗅ぐなどで、少し慣れてきたら、離れたところにおやつを置きます。このときは、手からあげるのではなく、床におやつを置いて食べさせます

まつ

ものを食べる時は自分のテリトリーを意識することがあるため、お客様には距離をとってもらうといいでしょう

おやつを食べるぽりつーの写真
クレートから出てきておやつを食べます

お客様を警戒しておやつを食べないようだったら、その日はここまでのトレーニングで終わりにしましょう

おもちゃを使って遊びながら、徐々に距離を縮める

お客様がいてもおやつも食べて慣れるようになったら、おもちゃを使って楽しい体験をさせてあげましょう

ボールを投げて持ってきてもらったり、いつも遊んでいるひもで引っ張りっこなどをして、お客様と楽しい時間を過ごします。

まつ

始めは飼い主がおもちゃを使って遊ぶようにしてから、お客様に代わってもらうといいでしょう

ボールで遊んでいるぽりつーの写真
2つのボールを交互に投げて遊ばせます

後日、トレーニングを手伝ってくれた友人が再び遊びに来てくれたのですが、とても喜んで「遊んで!」と自ら出迎えるほど、恐怖心がなくなっていました

最後に

お客様と初対面でいきなり体を撫でても全然平気なワンコもいます。
仔犬の時から色々な経験ができていると、人にも慣れている場合が多いです。

でも、我が家のように1歳を超えた成犬になってから家族と生活を始めたような犬は、社会化経験が不足しているため、どうしても人間を怖がる傾向が強いです。

社会化不足による来客に吠える心境については、ドッグトレーナーの大塚さんによるsmart-dogのホームページにも書かれています。

大塚さんのYoutubeは大変参考になります

お客様には、その日に撫でてもらうことまでを考えずに、犬がお客様と一緒にいる空間に慣れてもらうことができれば大成功です。
犬も育った環境によって性格が違いますので、人を怖がってしまう場合は、無理やり慣れさせようとせずに、時間をかけて経験をさせてあげましょう。

カメラ目線のぽりつーの写真

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