愛犬のトレーニングをする時は、おやつのご褒美をあげながら「頑張るといいことがある」と意識させると、愛犬ももっとやろう!とモチベーションも上がり、効果的です。
トレーニングは何回も繰り返して行うものなので、おやつもできるだけたくさんあげたいですが、あげすぎてしまうと太ってしまうと思ってしまいますよね。
さらに最高級の美味しいおやつばかりをあげてしまっては、それ以上のものを選べなくなるので、トレーニングによっておやつのランク付けも設定が必要です。
今日は、しつけ教室の先生に教えてもらった愛犬のトレーニングで使うおやつの条件・選び方をご紹介します。
この記事はこのような方におすすめ
- 愛犬のトレーニングにおやつを使っている飼い主さん
- 愛犬のおやつ選びに迷っている方
- トレーニングのおやつが原因で愛犬が太ってしまった飼い主さん
私がこの記事を書いたきっかけ
愛犬のしつけ教室に通い始めてもうすぐ1年半になります。
しつけ教室と言っても、正確には愛犬の常同障害に対する行動療法のトレーニングとして通っています。トレーニングをしてくださっている先生は行動療法専門の獣医さんです。うちのチワワのような心の病に対する治療だけではなく、日常生活で起こる攻撃性が高いワンコさんやパピーちゃんの訓練もされています。
幸いにもうちのチワワの食欲は旺盛なので、おやつをあげながらのトレーニングは、チワワも喜んで練習するのでとても効果的です。
号令をかけてその通りにできると嬉しくて、どんどんおやつをあげたくなってしまいますが、あげ方についても指導を受けたので、ご紹介をしようと思いました。
しつけ教室の先生に教えてもらったトレーニングで使う愛犬のおやつの条件
トレーニングで使うおやつの条件は以下の2点です。
愛犬のトレーニング用のおやつの条件
- 小さくカットできるもの
- パクっとすぐに食べられるもの
トレーニングは、何度も繰り返し行うものなので、成功をしたらすぐにおやつをあげることを繰り返します。本来は普通のドッグフードでも十分なのですが、ご飯と同じものだとモチベーションを保てないワンコも多いです。
トレーニングに集中してもらうためにも「おやつを準備して来てください」と始めに先生に言われました。そこでいくつかのおやつを用意して袋のまま持って行った時に教わった話です。
トレーニングで使うおやつは、犬の鼻の穴の大きさくらいにカットしましょう
そのままの大きさであげてしまうと、すぐにお腹がいっぱいになってやる気が損なわれる場合がありますし、うちのチワワのように食欲が底抜けの場合は肥満になる原因となるため、トレーニング用におやつを小さくカットして準備します。
ドギーマンの絹紗のキューブ型の場合は、1キューブを8~10個に小さくしたサイズがうちのチワワ用の目安です
さらに、絹紗の話を例に挙げて続けますが、トレーニング用という位置づけでは、野菜入りよりもプレーンのタイプを選ぶことをおすすめされました。
これは、野菜が口の中に入った時に、野菜の方に意識が向いてしまい、トレーニングの集中を切らしてしまう原因になってしまうからです。
口に入れたらすぐに食べ終わって次に進めるように、色々な食感が入っていないものを選びましょう。
実際に私がトレーニングで使っているおやつをご紹介します
私がトレーニングでチワワにあげているおやつをご紹介します。基本的には、愛犬が喜んで食べるものなら何でもいいのですが、ここでは先ほどの条件に基づいて先生に見てもらって実際に使っている商品を挙げています。
トレーニングのレベルによりおやつのグレードが変わっていきます。
レベル1:ドギーマン「絹紗」
まずは、先ほども紹介したドギーマンの絹紗がベースになっています。うちのチワワは食いつきも良く、またカットしやすいので、準備するのもラクなのです。味を変えるために、ささみとビーフをちぎって混ぜています。
おすわりやお手、散歩の時など、基本的なトレーニングのおやつとしています。
絹紗を基準として、より上位のおやつへとランクアップさせています
職場の後輩ちゃんが🐶にお土産くれました✨いつも食べてる『おやつ』なので嬉しい❣️
— 望月 はな (@mochizukihana) March 22, 2023
📷向けると急にかしこまるの…
なんで🤣⁉️#チワワ #ちわわ #姉妹#チワワのいる暮らし#犬のいる暮らし #犬 #dog#ドギーマン #絹紗 #きぬさや pic.twitter.com/TuLbdNGPX1
レベル2:ドギーマン「紗」
この「紗」は、ロングセラーの商品ですね。これまで一緒に住んでいた犬たちは皆大好きでした。もちろん我が家の先代犬も大好きで、ご褒美にこれが出るととても喜んで食べていました。そんな「ワンコはみんな大好き」という信頼性のある紗は、モチベーションを上げたいときに使っています。
昔はなかったミニサイズの紗は、1本が小さいのでトレーニングに活用しやすく、しかも小分け包装で2袋に分かれているが便利なので、最近はこちらを購入しています。
トレーニング以外では、ご飯を食べない時の食欲が落ちているか確認用としても使っています
カットするのが面倒な方向け
おやつをカットするのが大変だな、時間がないなという方は、トッピング用などのあらかじめ小さくカットされているおやつを活用されるのもいいですね。
レベル3:ペティオ「デリカテッセン 鶏旨 ササミソーセージ」
私がいつもと違うものを手にしているという雰囲気だけで、期待感とやる気が爆あがりします。これまでの条件と同じようにパクっと食べられますが、香りがいいのか食べたあとの表情も違って嬉しそうなのが見てわかります。初めて行うトレーニングや、膝の上に長く滞在させるなどの時間をかけたいトレーニングに活用しています。
パクっと食べさせる時は、縦横半分の1/4サイズにカットしますが、時間をかけて集中させたいときは、円形のまま使います。
肉以外のおやつをあげたいとき:ドギーマン「hello! ドギーチーズ」
たまには肉っぽいものではないものをあげようと思った時にはチーズも活用しています。これもソーセージと同じように1/4の大きさにカットして使っています。
自宅で活用しているおやつ:北の極 ジャーキー
もともとトイレトレーニングで成功した時の最高のご褒美としてジャーキーをあげていました。
私が「極(きわみ)」と商品名を言うだけで興奮するほど、ご褒美としての期待値が高いものです
トレーニングの時にこれをあげてしまうとパクっと食べるよりは、もぐもぐと味わって食べてしまうということで、しつけのお教室では使っておりません。知育玩具の中に入れる「アタリ」のおやつとして入れたり、絶対に注目させたい時に活用しています。
さいごに
普段のご褒美や、おくすりを飲ませる時の補助など、皆様も色々なおやつを準備していると思いますが、今回はトレーニングに使う時のおやつの選び方をご紹介をしました。
しつけ教室の先生に教えていただいたように、口に残らないプレーンなおやつを選ぶことや、大きさをカットして調整するすることで、よりスムーズでテンポのよいトレーニングができています。
愛犬のモチベーションをあげて、成功率の高いトレーニングをするためのおやつ選びとして参考にしてみてください。